職員名 青山恭子 平成24年4月入職
こちらでは中途採用の職員として働き始めました。以前は文化振興に関わる仕事をしておりましたので、入職当初は、全く畑違いの現場に右も左も分からず毎日不安だったことを、今でも昨日のことのように思い出します。子どもへの接し方は本当にこれでいいのか?保護者の方へ少しでも力になりたいけれど上手い言葉掛けが出来ない等々…今思うと可笑しな表現ではありますが「本物の保育士さんだったらこんな時どうするのだろう?」そんなことばかりを自問自答し、勝手に自信を無くしていっていたのです。
しかし、そんな時ある先輩が「あなたの子どもたちへの心の寄せ方は新鮮で面白い。視野が広がる。」と肯定してくださいました。それは、もしかしたら私が他の社会で生きてきたからこその視点があったからかもしれません。
それからは「人と比べても仕方がない!自分の歩んできた道を活かしつつ、足りない所はコツコツ勉強して身につけていこう。」と前向きな気持ちで仕事に向き合えるようになってきました。
そして、保育士として8年目の現在、恥ずかしながら悩んでいることは入職当初とほとんど変わりません。けれども今の私には、子どもたちの未来へとつながる“今ここ”を共に育ませていただいている“喜び”と“誇り”があります。それは、ここで得た私の大きな財産です。