第二長上苑 デイサービスセンター 武蔵島詩織
デイサービスは毎日ご利用者が日替わりでご利用されています。朝のお迎えに行った際、送迎車を降りる際、お席に着いた方にお茶を出す際、様々な場面でご利用者にご挨拶する事が私の中で大切な時間であり、癒しの時間でもあります。
「おはようございます。今日も1日お願い致します」。そんな些細なお声掛けですが「おはよう」「この前私が来るときいなかったじゃん!」「あんたに会いに来るために来たんだよ」「私が来るときは休んじゃだめだよ」と、ご利用者からの反応は様々です。
私は、その言葉からデイサービスに来るのを楽しみにしてくださっていて、職員を家族の次に大切に想ってくださっている事を感じ、毎朝の挨拶に温かい気持ちになっています。
また、帰りの時間に送迎車へおひとりずつ誘導する際「もう終わっちゃった」「私の家に連れて帰ろうかしら」「今度ご飯食べにおいで」と、名残り惜しそうに挨拶をしてくださいます。
就職して15年の歳月が経ち、いろいろな事があり心が折れそうな時もありましたが、ご利用者と関り、笑顔を見ると心が温かくなり、人生の先輩からしたら自分の悩みはちっぽけだと感じ、いつの間にか悩みも吹き飛んでしまいます。
ご利用者と職員が家族のように大切な存在となっていることに、喜びを感じそのような関係性をつくれている職員みんなを誇りに思います。
これからも第二長上苑デイサービスセンターを第二の自宅の様な大事な場所だと感じて頂けるよう、より一層努力していこうと思います。